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第15回囲碁アマチュア竜星戦

第7回将棋アマチュア銀河戦

2018.01.24

第33回 将棋プレミアムフェスin名古屋

 将棋界において、2017年は藤井聡太四段の年だったと言っても良いかもしれません。
デビューから29連勝という大記録は、将棋界のみならず世間に大きな衝撃を与えました。今回は、その藤井四段が出演したイベント「将棋プレミアムフェスin名古屋」の模様を紹介します。
 12月10日、午前8時。イベント開始の13時までまだまだ時間がありますが、会場の「名古屋コンベンションホール」には既に数十人の列が発生。少しでも前の席で観覧しようというわけです。驚いたのがその客層で、女性が大半を占めており、こんなことはちょっと記憶にありません。
 今回のイベントは、藤井四段と久保利明銀河の2名が主役。まずトークショーを行い、休憩を挟んで両者の特別対局が行われます。 久保銀河はトークショーも慣れたもの。対局時のゲン担ぎを問われ「昔は家を出るときは右足からと決めてたんですけど」続けて「間違って左足から出たらやり直さないといけないなとか(笑)、気にし過ぎてしまうので止めました」と会場を笑わせる余裕も見せます。

「トークショーは初めて」という藤井四段。 大勢のファンを前にして緊張気味?

 一方の藤井四段はトークショーは初めてとのこと。「写真で振り返る幼少期」をテーマに藤田綾女流二段が進行していきます。中学生とは思えない隙のない受け答えはさすがですが、やはりどこか初々しい様子で、幼少期の自作の歌の話題になったときなどは慌てる素振りも見せました。もっとも、そんな藤井四段のキャラクターに惹かれてファンになった方も多いのか、会場内には温かく見守るような空気が流れていたのが印象的でした。
 

終局直後。勝負の余韻が残っているのか、 両者ともに険しい表情。非公式戦とはいえ、真剣勝負であったことを物語ります。

トークショーの後は特別対局。持ち時間は20分・考慮時間10回・それを使い切ったら30秒将棋です。「さすがにもう緊張はしませんね」という久保銀河に対し、藤井四段は「緊張するが頑張りたい」。振駒の結果久保銀河の先手となり、中飛車vs箱入り娘という珍しい戦型へ。
藤井四段もいざ対局が始まってしまえば落ち着いた様子で、「トークショーの時とは雰囲気が変わりますね」と藤田女流二段。すかさず解説の鈴木九段が「棋士は盤の前に座っている時が一番落ち着けるんです」とファンに説明、こちらも隙のない進行です。
「持ち時間を勘違いしているんじゃないですかね(鈴木)」という程のスローペースの対局は、終始久保銀河のペースで進みますが、終盤で秒に追われて指した手が疑問となり形勢逆転、最後は藤井四段が鮮やかな即詰みに打ち取りました。終局後久保銀河はすぐに代案を指摘し「その前の藤井四段の手が見えてなくて意表を突かれてしまいました」と反省。対する藤井四段は「中盤苦しくしてしまったかなと思ったんですけど、そこから食いついていけたのが良かったです」と振り返りました。
今回のイベントで印象的だったのは新規のファンが多かったこと。これはトーク中のアンケートで分かったことですが、「2017年に入ってから将棋に興味を持った」方が大半を占めており、改めて昨今の将棋ブームを感じました。
 2018年に入って羽生竜王の国民栄誉賞が決定、また朝日杯将棋オープン戦で羽生竜王vs藤井四段戦が実現するなど、1月にして既にビッグニュースがいくつか飛び込んできています。今年の将棋界も目が離せない年になるでしょう。

※イベントの模様は「将棋プレミアム」で配信しています。
 トークショーはコチラ/特別対局はコチラ
・配信期間:2017年3月17日(土)まで
・ご視聴には会員登録が必要です(ゴールド会員/シルバー会員)

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