ホーム / 将棋 / 第73期 ALSOK杯王将戦 挑戦者決定リーグ戦
王将戦は、全棋士参加の棋戦で、一次予選、二次予選のトーナメント戦と、挑戦者決定リーグ戦、七番勝負で行われます。
その中で、挑戦者決定リーグ戦は、「将棋界で最も過酷なリーグ」の異名を持ちます。
短期間で7名の棋士による総当たりのリーグ戦となり、強豪棋士ばかりが名を連ねます。トップ棋士とは言え、勝ち越すことが容易ではありません。
■一次予選
各ブロックの優勝者が二次予選に進出します。一次予選通過枠は毎年異なります。
■二次予選
一次予選を勝ち上がった棋士と、前期挑戦者決定リーグ陥落者などによる棋士の合計18名による3ブロックのトーナメント戦です。各ブロックの優勝者が挑戦者決定リーグ戦に進出します。
■挑戦者決定リーグ戦
二次予選通過者3名とシード棋士4名(前期七番勝負敗者、前期挑戦者決定リーグ残留者)の合計7人で、総当たりのリーグ戦を行います。挑戦者決定リーグ戦優勝者は、王将への挑戦権を得ることができます。 同率首位の棋士が複数出た場合は、原則として挑戦者決定リーグの順位で上位2名によるプレーオフを行います。
■リーグ残留の条件
「成績上位者4名」が残留となります。勝ち星が並んだ場合は、前期挑戦者決定リーグの順位が優先されます。順位が5位の人が並んだ場合は残留者決定戦が行われます。
■七番勝負
2日制で行われ、1日目は封じ手を行います。
一次予選・二次予選・挑戦者決定リーグ | 七番勝負 | |
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開催時期 | 1月~11月 | 1月 ~3月 |
持ち時間 | 予選:3時間 挑戦者決定リーグ:4時間 |
8時間(2日制) |
対局開始時間 | 10:00 | 9:00 |
昼食休憩 | 12:00~12:40 | 12:30~ 13:30 |
夕食休憩 | なし | なし |
※棋士画像提供:日本将棋連盟