ダ・カーポしませんか？

職業も年齢もバラバラな、今まさに命を絶とうとしている8人の前に、突然謎の男・二宮辰之助（武田鉄矢）が現れ命を救う。後日、休業中のホテルに集められた8人は、二宮から「ここにいる全員が借金で首が回らず自殺を図ろうとした多重債務者で、この集いの主催者は、国内外に不動産を多く所有する謎の人物“ミスターX”だ」と説明。そしてこの集いの目的は、自らの運で金を手に入れることができる命を賭けたデスゲームだと言う。1人が死ぬとミスターXと生き残った者に1億円が分配されるルールで、生死を決めるのは“クジ引き”。クジ運が悪ければ命はない。あまりに不平等で運任せな方法に8人は困惑するが、『人生をダ・カーポ＝最初からやり直す』ゲームの契約書に、結局全員サインしてしまう。果たして死ぬのは誰だ…!?　

毒入りグラスを選んだ最初の脱落者は四門英治（迫田孝也）だった。袋に詰められた遺体はランドリーシュートへ。二宮辰之助（武田鉄矢）は、このあと地下で業者に回収されると説明。残った7人には早速約束の分配金1285万円が配布され、前山恵理子（平田敦子）は借金がチャラに。ここで離脱することも出来たが、なぜかこのまま残ってゲームに参加すると言い出して…。みんなで生き残ろうと誓い合う恵理子、三橋愛菜（小林涼子）、櫻木駒希（長谷川百々花）。南雲洋子（観月ありさ）の隣で、分配金は館内に保管されているはずだと何か企んでいる様子の稲葉忠康（杉本哲太）。自分の部屋で何やら怪しい動きをする大田原善弥（マキタスポーツ）。不安に駆られたのか周囲を警戒しながら館内を歩きまわる真澄太一（伊野尾慧）…大金を手にした7人は、いつ始まるかわからない次のゲームを前に、思い思いに時を過ごすのだった。翌日。17時05分、突然時計の音が鳴り響く。それはデスゲーム第2ラウンドの始まりを意味する。なぜか枕を持ってくるよう言われた7人。不安にかられる7人に二宮が配ったのは…。運が悪ければ複数人が命を落とすことになる恐怖のデスゲームだった――。　

多重債務者たちが命と金をかけた“死の運命ゲーム”。ロシアンルーレットで決まった新たな脱落者は一体誰!?再び大金を掴み、三々五々、解散した面々の反応は様々だ。「自分たちは一度死んだ人間」と開き直る者もいれば、秘密裏によからぬ計画を企てる者も。いずれにせよ、ほとんどがゲームの勝利に狂喜乱舞し、脱落者の死を悼んだのはたったひとり――。それぞれの思惑が交錯する中、これまでで最も苦しい第3ラウンドの幕が開く！

第3ラウンドの脱落者は、大田原（マキタスポーツ）に決まった。今回の分配金は1人当たり2399万円。ボーナスを獲得した洋子（観月ありさ）には、さらに1千万円が加算。5人は既にかなりの高額を手にしたがリタイアする者はまだいないようだ。するとホテルに突然、刑事の内山（塚本高史）が訪ねてくる。「この女性に見覚えは？」―その手には脱落した愛菜（小林涼子）の写真が！そして二宮が“新しい友達”を5人に突如紹介する！

金も運もなく、生きていくことができない状況に陥った8人の男女…彼らの共通点は多重債務者であること。事業の失敗、ギャンブル、慰謝料…“運の悪い”彼らが集められたのは休業中のとあるホテル。人生の一発逆転を狙って、デスゲームに参加することになった。6億を超える大金を手に入れるため、自分たちの命を掛けて様々なゲームに挑戦！シャンパングラスに入ったウェルカム毒ドリンク、正真正銘のロシアンルーレット、脱出不能“水中牢獄”、1万ボルトの電気椅子！第4ゲームを終え生き残るのは5人！誰が死んで、誰が最後まで生き残るのか?!そして深まる謎…ミスターXの目的とは…!?今回は見逃した方のために、第1～4話までの内容を振り返った特別編をお送りします！

ゲームの興奮が忘れられないと飛び入り参加した南郷（袴田吉彦）が早くも脱落。おかげで分配金が増え、5人にとっては好都合な結果に。さらに二宮（武田鉄矢）は、太一（伊野尾慧）と駒希（長谷川百々花）が借金完済額に達したことを告げるが、太一は「今のほうが“生きている”と実感する」と言い、駒希も「これからはお金だけのために生きる」と豪語。2人揃って参加続行の道を選ぶ。そして衝撃！最も陰湿な第5ゲームへ。

毒キノコを口にした者が脱落する第5ラウンド。しばらくしてある人物に異変が…！新たな脱落者は一体誰なのか!?そんな中、刑事の内山（塚本高史）が再びやって来る。ホテルに入った人々の内、今なお多くの人が出てきていないと指摘。さらに全員が多重債務者だという情報も掴んでいた。内山は、はぐらかす二宮辰之助（武田鉄矢）に詰め寄るが、二宮を訪ねて来た真の狙いは別にあって…。

第6ゲームの脱落者が駒希（長谷川百々花）に決まる。内山（塚本高史）も刑事ながら遺体を処理することに。情緒が崩れていく太一（伊野尾慧）に対し、洋子（観月ありさ）には一切の罪悪感もない様子。そして行方不明の稲葉（杉本哲太）の行動を追うために、二宮（武田鉄矢）を強引に説得し監視カメラの映像を確認する。すると稲葉が映り込む映像に不自然な編集が…。誰が何の為に…？そしてギャンブル性の高い第7ゲーム開始！

クロスボウの矢は、内山（塚本高史）に放たれた。残ったのは南雲洋子（観月ありさ）と真澄太一（伊野尾慧）の2人…つまり次のラウンドでどちらかが死ぬ。太一は、分配金をもらったらリタイアしようと洋子に持ち掛けるが、その時、二宮から残酷な知らせが…。命と金…2人はどちらを選ぶのか!?さらに、稲葉忠康（杉本哲太）の死にはある人物の思惑が関係していて…。そしてラストに衝撃の過去が明かされる！

「お父さん！」…そう叫びながら洋子（観月ありさ）は絶命した。太一（伊野尾慧）は二宮（武田鉄矢）に、洋子が放った一言の真意を追及。やがて洋子との過去を静かに語り始める。一方デスゲームの勝者となった太一は、総額7億8382万円の分配金を手に入れる。その太一にも隠された事実が！そして、ついにミスターXこと会長が登場！果たして、その正体、その目的とは!?さらに、終焉を迎えたデスゲームに衝撃の展開が！

ミスターXこと会長の正体は大田原（マキタスポーツ）！全ては“運の正体”を知るための研究だった。実は二宮（武田鉄矢）も過去のデスゲームで最後まで勝ち残った元多重債務者で…。大田原はそんな二宮と真澄太一（伊野尾慧）による対決を提案する。方法は最初に劇薬を打ち、じゃんけんで3勝した者が解毒できる“解毒じゃんけん”。負ければ死に至る――生きるか死ぬか？生き残り同士の最終ラウンドがいよいよ始まる！