8月19日(日)、熊本市の日本棋院熊本県本部で「JCN熊本囲碁大会」が開かれました。この日の同市は朝から快晴で気温もぐんぐん上がり、大会には69名がご参加。午後から一転、一時的に大雨が降りましたが、皆さん窓の外の悪天候をよそに、盤上の世界に没入されていました。
例年、会場には「パンダネット デモコーナー」が設けられます。今年は囲碁未体験のJCN熊本社員さんが、「パンダネット囲碁入門」にチャレンジ。お隣ではご参加のお一人がロボット相手にネット対局を楽しんでいらっしゃいましたが、時おりご親切にアドバイスされ、ほほえましい光景でした。
真和高2年の田中一成君は弟の一光君(出水中2年)とともに、大会の常連です。今年は朝日アマ名人戦で初めて県代表となり、この日は「優勝するつもり」で代表選抜戦に出場しましたが、準決勝で敗れて残念ながら三位どまり。「最後まで丁寧に打たないとダメですね。来年こそは出れたら優勝します」。
結局、代表選抜戦は松永誠一さん(69)が大会 7回目で初の連覇・複数回優勝を果たしました。
「決勝は相手のポカに助けられました。ブロック大会は昨年、ひどい目に遭いましてね、強い方ばかりですから。今年は時間をうまく使うようにして、何とか1勝したいですね」。
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