SPY×FAMILY

西国情報局対東課・WISEは諜報員・黄昏に、東国で戦争計画を進めるデズモンドの調査を命じる。精神科医、ロイド・フォージャーに扮した黄昏は、標的と接触できる名門校に子供を入学させるため、孤児を引き取るが…。

市役所事務員、ヨル・ブライアには、殺し屋“いばら姫”という秘密の顔がある。ヨルは独身女性がスパイ疑惑をかけられる風潮に不安を感じていた。一方、ロイドは面接試験に向けてアーニャの母親役を探していた。

ロイドとアーニャの家にヨルが引っ越してきた。家族の体裁が整い、面接試験の準備を行うが、今のアーニャとヨルではまともな面接すらできそうになかった。ロイドは3人の共通認識を作るため、家族で出かけることに。

準備を整えたロイドたちは名門・イーデン校の面接試験へ向かった。校内に入った途端、ロイドは何者かの視線を感じ取る。それは陰から受験者を採点する教員たちの監視の目。試験はすでに始まっていた。

イーデン校の合格発表の日が訪れる。しかし、アーニャの受験番号はなく、絶望に沈むロイドたち。そこに現れたヘンダーソンは、面接でのロイドたちを高く評価して、アーニャが補欠合格者の1番手であることを告げる。

ロイドはWISEの作戦会議のため、アーニャの制服の受け取りをヨルに任せて隠れ家へ。そこでロイドは計画完遂のためにイーデン校で“星”と呼ばれる褒章を8つ獲得し、特待生になる必要があることを確認する。

入学初日、デズモンド家の次男・ダミアンを殴り飛ばして“雷(トニト)”を食らったアーニャ。クラスで浮いてしまい落ち込むが、ベッキーと友達になって学校が楽しくなっていく。そしてダミアンに謝ろうとするが…。

東国の防諜機関・国家保安局は、国内の治安維持を目的としたスパイ狩りや市民の監視を行い、「秘密警察」と呼ばれ恐れられている。ヨルの弟ユーリも実は秘密警察の一員で、姉や周囲には正体を隠して国を陥れるスパイを追っている。そんな彼が、突然フォージャー家を訪れることに。秘密を抱えたフォージャー家と、裏の顔を持つユーリが相まみえる！

ユーリに偽装夫婦と怪しまれたロイドたちは、本物の夫婦であることを証明するためにキスをすることに。オペレーション〈梟ストリクス〉のため即座に対応しようとするロイドとは逆に、とてもシラフではできないと、ワインをガブ飲みして泥酔するヨル。そんな姉を見るユーリも、同じく泥酔して正常な判断ができず……。

イーデン校１年生の間で、今度の体育の授業で活躍した生徒には“星ステラ”が授与されるとの噂が広まっていた。アーニャは“星ステラ”を入手するためにヨルの特訓を受け、「ほし、つかむ」と決意を固める。そしてセシル寮とウォルド寮によるクラス対抗ドッジボール戦が始まった！勝利に意気込むアーニャたちの前に、怪童ビル・ワトキンスが立ちはだかる。

イーデン校の懇親会に出席するためには、子供が特待生になる必要があるが、勉強が苦手なアーニャは大苦戦。そこでロイドは勉強以外で“星ステラ”を獲得する方法としてアーニャに社会貢献をさせようと考えるが、アーニャはボランティア先の病院で失敗ばかり。そんな最中、アーニャはプールで溺れる子供の声を超能力で察知して――!?

WISEの任務に忙殺されてヘトヘトになって帰宅したロイドは、自分が家族を蔑ろにしているという近隣住人の噂を聞く。任務に支障を来すことを恐れたロイドは、仲の良い家族を周囲に見せるため、水族館へ行くことに。